地域学

 地域学

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地域学について


 地域学は独自の目的や方法を持ちそれぞれの地域で展開しています。
 自分たちの住む地域の文化や歴史、自然、生業などを再発見し、その魅力や強みを発掘するものです。
 地域学の主体は、社会教育施設、自治体、公共団体、大学・学校、地域団体・NPOなどめて多様で、社会教育・学校教育などで行われることが多いです。


 地域学は、特定の地域を対象とし、その歴史や地理、経済、文化などを総合的、学際的に追求する地域研究を主流として取り組まれてきたとされている。
 その一方で、地域に関わる住民や大学等が自らの地域に目を向けて、足元にあるあらゆる事象を調査研究、学習の対象として、実際にまちを歩きそこにあるものから何かを見いだそうという姿勢で取り組む地域学がみられるようになってきた。とりわけ、1990年代半ば以降、地域の自立化の要請や地方分権の進展、市町村合併、住民自治領域の拡大とともに、個性化を目指した自らの地域づくりの中に地域学を取り入れ、活用していこうとする動きが顕著となっている。近年では、より地域づくりを指向した「ご当地検定」、「エコツーリズム」、「エコミュージアム」など、地域学を方法論とする取組も活発になっており、多彩な形で地域学が広がりつつあるといえる。
 現在、地域学は、地域住民、大学、企業、NPOそして行政のもとで、多くは市民大学などの生涯学習事業として、また、大学の地域貢献事業、地域の観光や産業の活性化のための人材育成としてなど、様々な形態で取り組まれている。

平成20年度行政課題研究「地域学の可能性」 彩の国さいたま人づくり広域連合

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